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第1回「親子で読んでほしい絵本大賞」にて、なんと僕らの絵本「おしいれじいさん」が10位に入賞しました



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出版先の福音館書店の編集者さんが、贈賞式に行ってくださいました。
お忙しい中を、わざわざありがとうございました

これは、過去1年間の新刊絵本400冊の中から12冊がピックアップし、そこから読書アドバイザーによる投票で決まったそうです。
ピックアップされた時点で、うれしいです


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どんなに、僕らが心を込めて絵本を作り上げたとしても。
表紙をひらいてくれなければ、物語を伝えられませんので





そして、この賞の親子で読んでほしいというところもいいですね

絵本にはいろんな読み手や目的があるけれど、やっぱり子どもに「絵とお話」を味わってほしい。
子どものころのやわらかく感じる心に、リクツではないものを見せることができるなんて、最高です

それにいっしょに絵本を読むと、子どもが意外なところに反応したりしておもしろいものです。
僕はこれを、”読み聞かせの神さまがおとなにくれるプレゼント” だと思ってます。
忘れてしまった何かを、子どもの笑顔が(またはドキドキする顔でも)気づかせてくれるから。

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このおしいれじいさんも、「けむくじゃらのちんちくりん」というじいさんのセリフで、子どもたちが笑うそうです。
実際ぼくも読み聞かせした場で、笑い顔を目にして、へぇと思いました。
それほど意識して作ったセリフではなかったので

もちろん、ぜんぜん違うところに反応する子どももいます。
読み聞かせの神さまのプレゼントは、奥が深いのですね