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今日の記事は、透明水彩のコースのご紹介です


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前回に引き続き、今回もビンにチャレンジです
左右対称のビンは、中心線を垂直に描いてプロポーションをとります。


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まずまず良い形がとれました。


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細部に取りかかります。


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そして着彩に入ります。
影も丁寧につけていますね


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ちょっと口とフタが小さいかも。


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モチーフのお酒はこんな色です


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1色目とはいえ、ちょっと色味が淡すぎますね。
水彩は明るい色から塗るのがセオリーではありますが、あまりに淡すぎる色から始めると、リアルな色にたどりつくまで絵の具を重ねることになり、透明感が弱くなりますし、時間もかかってしまいます
最初の1色目から、とろけそうな透明感のあるオレンジの鮮やかな色を


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この時点でもっとガツンと立体感を出したほうがいいかも。
そしてラベルはボーナスポイントです。もっと思い切ってサッサと実際の色をつけ、立体感を出すことに時間をかけましょう。


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レクチャーをします。


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細部のレタリングも素早く


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まだまだ明るいですね。


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すこし良くなってきたかな


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ガーンと暗くできました。
ここからがスタートと考えましょう


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この角度ならラベルはとても大切です。


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このビンのポイント、レリーフを描きだしました。


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ハイライトを描き始めました。
でもベースが暗くないと、ハイライトは活きません


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レクチャーその2です!


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ラストスパート!


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イイカンジです


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完成です!
レリーフがビシッと決まって、魅力的なビンになりつつありますね
ビンの底や側面のガラスの厚みが出れば、もっと良かったかも。


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2本描いてどうだったかな?
ガラスは描きがいのあるテクスチャーですね


さて。
次の日の授業では、こんなモチーフセットをしてみました。
ガラスビン特訓を生かしてほしいものです。
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とはいえ、まずはどんな視点でこ構図に切り取るかが悩ましいところです。
どこまで入れるかで運命が変わってしまうかも。


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ちょっと体をずらすだけで、これだけ視点が変わります。
この回は、僕はあえて何も言わずに1人で描き込んでもらいます。



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完成です
かなり頑張りましたね!ハイライトを上手く使えました

全体に手が入っておりよく頑張ってくれていますが、上級者向けとしてはまだたくさんの問題があります。
でもたくさん良いところもありますので、今後が楽しみです

今日の記事はこれにておしまい