今日の記事は、基礎クラス・デッサンのコースです

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今回も始まりました、基礎デッサン。いつものように、秘密のテーマを渡してスタートです


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まずはいつもように、いちばん大切な構図から決めましょう。


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おっと、もう方眼紙のマス目を描いていますが、いきなりで大丈夫かな?


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描きだしは、おおざっぱに進めた方が楽です。
どんなに上手い人でも、最初からマス目まではパースを合わせられませんから


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パースとは、遠近法のことです。パースを正しく使って描くと、自然な奥行きを出すことができます


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でも良い勉強しながら、がんばって描いています。
うーん、まだ木のブロックのプロポーションも合っていませんね。


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おっと、だんだん良くなってきました


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あきらめず少しずつ全体のつじつまを合わせるのが大切ですね!


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そしていよいよロープを描くようです。
あいかわらず、マイペースに進めています


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それでも今日はまずまずの構図になりました。
でも、次回からはロープも一緒に描き進めてほしいですね。
ロープにだってパースはつきますからね。


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そして木目にかかりました。
んー、仕事の進め方が、ちょっとプラモデル的ですね
でもこれはこの生徒に限ったことではなく、初心者の多くがたどる道です。

プラモデルは既製品だから、一つ一つのパーツ部品がちゃんと正確に出来上がっています。
マジメに丁寧に作れば、端から組み立ててもちゃんとした完成形になります

でもデッサンの場合、パーツ部品も自分で作り(描き)ながら進めますよね。
デッサンはナマモノなので、初心者にかかわらず、すべてを正確に描くことはまずできません。
そんなパーツ部品を端からに組み立てても、必ずちぐはぐになってしまいます

だからプラモデルではなく、ねんど遊びの様に進めること。
おおざっぱに全体のバランスをとりながら、少しずつ形を正確に磨き上げていくことが大切なのです


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…でも、こんな描き方でも何とかしてしまうのが彼のスゴイところです
そして、ここでまたちょっとした魔法の杖を渡してみます。


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結構イイかも


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机の色と方眼紙の色は、どちらが暗いかな?


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形を正確に合わせることはデッサンの大切な要素です。
でも、それがすべてになってしまうと面白みに欠ける作品になるものです。
すべてはバランス、何事もそうですよね


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完成です!
パースに苦戦した分ちょっと時間が足りなかったみたいですが、相変わらずカッコイイタッチのデッサンになりました


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木のブロックのプロポーションも、どうにかカッコがつきました。
ちょっとした重さも少し出たかな


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ロープもなかなかオシャレです

今日の記事はこれにておしまい