今日の記事は、基礎クラス・デッサンのコースです
昨日の記事にひきつづき、今日の生徒もバジルをモチーフにデッサンしてもらいます。
植物の葉っぱと言っても、種類によっていろいろな特徴がありますよね。
日ごろからさまざまな物に注目していると、特徴の違いをしっかり感じ取れるものです。
そういうことも、デッサンのうちの一つと言えます。
まずは、構図から!
構図を決めることは地味な作業ですが、とても大切です。
だって、描き進めた後から直すのは、とっても難しいですからね
おっと、細部を描き始めるにはちょっと早いかも…
特徴を捉えるのは大切ですが、早くから細部にとらわれすぎると、全体がみんな同じ質感になってしまうので注意が必要です。
でも、バジルのぷにゅぷにゅした葉の表面を描きたくなっちゃいますよね。
絵を描くのが好きな人は、皆そうです。よく分かります
僕から、魔法の杖(レクチャー)をいくつか渡していきます。
それにしても、イキイキとしたカッコイイ形です!
バジルの葉は凹凸が激しくて面白いですよね。
ガラスの花器も、できれば早い段階から手を入れましょう。
だいぶ出来てきましたね
完成です
完璧な構図ですね。バランスも良く取れています
また、太陽に向かって伸びていく、バジルの生き生きとした形を捉えるのがとても上手いです
形をとらえ方のセンスがいいですね。
さらに鉛筆のタッチに変化をつければ、葉っぱの柔らかさとガラス器の硬さの違いも表わすことができます。
鉛筆を立てる、寝かす、強弱、こする、押さえる、重ね塗り…
ドンドン描いて、いろいろ試してみてください。
影の中のガラスの反射も表現
デリケートに観察されていますね!
今日の記事はこれにておしまい
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文京区で「絵画教室OZ」の講師をやっている尾崎玄一郎です。
現代美術作家・絵本作家です。
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